凍った道で転ばない靴の滑り止めおすすめ6選|着脱式スパイクの選び方と歩き方【2026-27冬】

凍った道で転ばない靴の滑り止めおすすめ6選|着脱式スパイクの選び方と歩き方【2026-27冬】

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モモ
モモ

隊長、天気予報で「週末は東京でも雪」って言ってました。ふだんのスニーカーで通勤して大丈夫でしょうか……。

キュー隊長
キュー隊長

じつは、雪が少ない街ほど油断しやすい。東京では、雪が降った翌日に転倒事故が一気に増えたことがあるんだ。

モモ
モモ

降った日じゃなくて、翌日ですか? 靴につける滑り止めって、どれを選べばいいのかも分からなくて。

キュー隊長
キュー隊長

よし、今日は「滑り止めの種類と選び方」と「転ばない歩き方」を、公的な情報どおりに確認しよう。

雪や凍った道での転倒は、雪国だけの話ではありません。東京消防庁の管内では、過去5年間の12月〜3月に801人が、雪や凍結した路面での転倒などで救急搬送されています。3割以上が中等症以上と診断されました。

この記事では、東京消防庁、東京都、札幌市、札幌の冬の歩行安全に取り組む「ウインターライフ推進協議会」の情報をもとに、靴の滑り止めの種類と選び方、使ってはいけない場所、転ばない歩き方をまとめます。後半では、通勤や買い物に使いやすい滑り止めと冬用靴を6つ紹介します。

※価格は2026年11月1日時点の楽天市場の表示価格と、モンベル公式オンラインショップの価格(税込)です。価格.comは確認できなかったため使っていません。価格は変わることがあるので、購入前にリンク先で確認してください。

📌 この記事の結論

  • 転倒は雪が降った日より「降雪後の数日間」に多い。東京では朝7時・8時台が要注意(東京消防庁)
  • 滑り止めはゴム装着式(ピンなし)・ピン付き・靴底に貼るタイプ・冬用靴の4つから選ぶ
  • ピン付きは屋内のタイルで逆に滑る。駅の地下街や店に入る前に外す(ウインターライフ推進協議会)
  • 屋内と屋外を行き来する通勤ならピンなしのゴム装着式が扱いやすい
  • あらゆる路面で滑らない靴はない。滑り止めをつけても小さな歩幅・靴裏全体で着地・両手をあける
  • 迷ったら1足目はコロンブス ハンディユキダス タウン(楽天1,198円〜)。氷の多い道ならピン付きのモンベル イージースパイク

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雪の転倒は「降った翌日」と「朝の通勤時間」に多い

まず、どんなときに転倒が起きているのかを確認しておきましょう。

データ 内容 出典
東京の救急搬送 過去5年間の12月〜3月に801人(令和6年12月〜令和7年3月は速報値) 東京消防庁
けがの程度 3割以上が中等症以上 東京消防庁
多い年代 50歳〜84歳。積雪時は50代から増える 東京消防庁
多い時間帯 午前7時と午前8時 東京消防庁
降雪の翌日 令和4年1月6日の降雪のあと、翌7日の転倒事故は917件(速報値)。令和2年の1日あたりは約200件 東京消防庁(令和4年2月9日発表)
札幌の救急搬送 令和6年度の12月〜3月に1,813人で過去最多。70代がいちばん多く、次が80歳以上 札幌市消防局のデータ(ウインターライフ推進協議会)

※各機関の公表資料より。2026年11月1日に確認。

東京消防庁は、降雪後の数日間は事故が多いとして注意をよびかけています。雪が止んで晴れた朝こそ、踏み固められた雪や、とけた水が夜に凍った路面が残っているからです。事例として、通勤途中に凍った歩道橋の上で転んだケースも紹介されています。

ふだん雪が少ない地域では、雪道用の靴を持っていない人も多いはずです。1足分の滑り止めを用意しておくと、急な雪の翌朝にも落ち着いて出かけられます。大雪の前日にやることは大雪警報が出たらやることにまとめています。

モモ
モモ

降った翌日の朝が危ないんですね。ちょうど通勤の時間……。

キュー隊長
キュー隊長

そういうことだ。だから滑り止めは、雪が降る前に買っておくのがいちばんだぞ。

滑りやすい場所と、凍りやすい条件

ウインターライフ推進協議会は、とくに滑りやすい場所として次のような所を挙げています。

場所 滑りやすい理由
横断歩道 雪が踏み固められ、車の熱でとけ、タイヤで磨かれる。白線の上は薄い氷の膜ができやすいので、なるべく歩かない
地下鉄駅・地下街の出入口 人通りが多く、つるつる路面ができやすい。段差も多く、急に路面が変わる
車の出入りがある歩道 駐車場やガソリンスタンドの前。タイヤで磨かれ、車道へ向けて傾いている
バス・タクシーの乗り場 人と車に踏み固められる。乗り降りのときは特に注意
タイル張りの地下街・店の入口 靴裏の雪や水で非常に滑ることがある。入る前に靴裏の雪や氷を落とす

※ウインターライフ推進協議会「滑りやすい場所を知る」より。

こんな日は「つるつる路面」に注意

  • 気温が0℃前後の日が続き、雪がとけたり凍ったりをくり返すとき
  • 気温がプラスになった日の夜や翌日に一気に冷え込むとき
  • 日なたの雪が昼に少しとけ、夕方に冷えるとき
  • 雨のあとに冷え込み、濡れているように見える氷の膜(ブラックアイス)ができるとき

交差点のまわりは、止まった車の熱で雪の表面がとけるため、凍りやすい場所です。濡れて光って見える路面は、氷かもしれないと思って歩きましょう。

靴の滑り止めは4タイプ|特徴と向いている人

靴につける滑り止めは、ウインターライフ推進協議会では「靴用アタッチメント」と呼ばれています。ゴムバンドやマジックテープで靴底に固定するもので、すぐ使えて取り外しが自由、持ち運びも簡単なのが利点です。ここでは、靴底に貼るタイプと冬用靴も含めて4つに分けます。

タイプ しくみ 向いている人 注意点
① ゴム装着式(ピンなし) ゴムや樹脂のバンドをつま先とかかとに掛ける。底のみぞでグリップ 電車通勤など、屋内と屋外を行き来する人 氷の上ではピン付きほど効かない
② ピン付き(バンド・ベルト式) 金属のピンで氷を引っかく。ゴムバンドのほか、マジックテープのベルトで留めるタイプもある 凍った道や圧雪を長く歩く人 屋内に入る前に必ず外す。カーペットではつまずきやすい
③ 靴底に貼るタイプ 両面テープで靴底とかかとに貼る 靴裏のみぞが浅い靴・ツルツルの靴をよく履く人 靴との間にすき間があるとはがれやすい
④ 冬用靴(スタッドレス底など) 靴底そのものが滑りにくいゴム 雪の日の外出が多い人、雪国へ行く人 値段が高め。サイズ選びに注意

※ウインターライフ推進協議会と各メーカー・販売ページの説明をもとに編集部で整理。

形は「つま先型」と「全面型」

同協議会によると、アタッチメントにはつま先だけをおおう「つま先型」と、足裏全体をおおう「全面型」があります。つま先型はかかと面が狭い婦人靴などに、全面型は平らで靴底が広いスニーカーや紳士靴に向いています。どちらにも金属ピン付きとピンなしがあります。

本格的な「アイゼン」は登山用

モンベルの「スノースパイク6」(6本爪)は雪山の軽登山や夏の雪渓歩行、「コンパクトスノースパイク」は冬の低山や夏の雪渓歩行向けと説明されています。街を歩くための簡易的な滑り止めとは目的が違うので、通勤用には次に紹介するタイプから選びましょう。

モモ
モモ

ピン付きのほうが強そうだから、それを買えばいいと思っていました。

キュー隊長
キュー隊長

凍った道では頼りになる。ただし、駅の地下街や会社に入るたびに外す手間がある。毎日の通勤なら、そこも考えて選ぼう。

ピン付きの滑り止めは「屋内のタイル」で外す

いちばん大事な注意点です。ウインターライフ推進協議会は、「金属ピン付きのものは、屋内で装着したまま歩くと逆に滑るので、屋内に入る前には必ず取り外す必要があります」としています。札幌の地下街の多くはタイル張りで、ピン付きの冬靴やアタッチメントはタイルの上では逆に滑りやすいため、ピンは収納し、アタッチメントは外すのが安全だと説明しています。

また、ピンや金具付きの靴底は、カーペットの上ではつまずきやすくなります。ピンなしのゴム装着式でも、モリトの「スタッドレスバンド」は絨毯など柔らかい床ではつまずくおそれがあると注意書きしています。

⚠️ 滑り止めを使うときの注意(メーカーの注意書きより)

  • 雪や氷のない硬い路面では使わない(コロンブス、モリト)。ピンや本体が傷む原因にも
  • 装着したまま車や自転車を運転しない、走らない(モリトなど)
  • 靴を脱ぐときは外す(コロンブス)
  • 路面の状況によっては、つけていても滑ることがある(各社)
  • 使ったあとは水分を拭き取り、直射日光を避けて保管する(コロンブス)

サイズと靴の形の合わせ方

着脱式の滑り止めは「フリーサイズ」でも、対応する靴のサイズ(cm)が商品ごとに決まっています。今回の商品では、次のように違います。

  • コロンブス ハンディユキダス タウン:男女兼用 22〜28cm
  • モリト スタッドレスバンド:女性用 22.0〜25.0cm/男性用 25.0〜28.0cm
  • 日進ゴム ハイパーV スタッドレスソール:M 22.5〜25.0cm/L 25.5〜30.0cm

サイズ内でも、極端に幅が広い・狭い靴、つま先から甲が高い靴、靴底が厚い靴などは装着できない場合がある、と各メーカーは注意しています。家族で使い回すより、ふだん履く靴に合わせて1人1足を選ぶのが安心です。

冬用のブーツを買うときは、中綿入りで小さめに感じるものもあります。日進ゴムのノルディックブーツSSV-66は、販売店が1サイズ上をすすめています。厚手の靴下を履く人は、とくに注意しましょう。

選び方のチェックポイント

ポイント 見るところ
① 歩く路面 凍った道を長く歩くならピン付き、屋内外を行き来するならピンなし
② 着脱のしやすさ 外で手早く付け外しできるか。低温でも伸びる素材だと力の弱い人も装着しやすい
③ 対応サイズ ふだんの靴のcmが範囲に入っているか。男女別サイズか
④ 持ち運び 軽く、かさばらず、バッグに入るか
⑤ 固定力 歩いてもずれず、バンドや金具が丈夫で外れにくいか

※ウインターライフ推進協議会「靴用アタッチメント」の選び方のポイントをもとに編集部で整理。

靴の滑り止め・冬用靴おすすめ6選【2026-27冬】

ピンなしのゴム装着式を3つ、ピン付き、靴底に貼るタイプ、冬用靴を1つずつ選びました。価格は2026年11月1日時点の楽天市場の表示価格と、モンベル公式オンラインショップの価格(税込)です。

1. コロンブス ハンディユキダス タウン|屋内外を行き来する通勤に(ピンなし)

コロンブスの、街歩き用の軽量タイプの滑り止めです。合成樹脂(スチレン系エラストマー)製で、路面に接する部分のトレッドパターンでグリップします。金属スパイクを使っていないため床を傷つけにくく、歩く音も静か。メーカーは、屋内と屋外を行き来する人向けと説明しています。

つま先とかかとに引っかけるだけで、男女兼用の22〜28cmに対応します。軽くて持ち運びやすいので、急な雪にそなえてバッグに入れておく使い方に向いています。一方で、デジカメWatch(2026年1月31日)は、スパイクやアイゼンのような本格的な製品と比べると防滑効果は「万全とは言えません」と書いています。凍った坂道を毎日歩く人は、ピン付きも検討しましょう。

タイプ ゴム(合成樹脂)装着式・ピンなし
素材 スチレン系エラストマー
対応サイズ 男女兼用 22〜28cm
内容量 1足分(2個)
価格 楽天市場 1,198円〜(送料込表示、2026年11月1日時点)※2018年の発表時の価格は980円(税抜)

✅ メリット

  • 1,000円台前半で手に入る
  • 金属を使わず床を傷つけにくい
  • 軽くてバッグに常備しやすい

⚠️ デメリット・注意点

  • 本格的なスパイクほどの効きは期待できない
  • 幅の広すぎる靴・甲の高い靴には付かないことがある
  • 雪や氷のない硬い路面では使えない

編集部の評価 ★★★★★ 4.5 / 5.0 電車通勤や、急な雪の備えに

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

軽いから、冬のあいだは通勤バッグに入れっぱなしにしておくといい。急な雪の朝にあわてずに済むぞ。

👍 こんな人におすすめ

  • ふだん雪が少ない地域で、急な雪にそなえたい人
  • 駅や会社など屋内外を行き来する人
  • まず1足、安く試したい人

2. モリト is-fit スタッドレスバンド|男女別サイズで選びたい人に(金属不使用)

モリトの「is-fit(イズフィット)」ブランドの滑り止めです。TPE(熱可塑性エラストマー)製で、金属スパイクが付いていないタイプ。サイズは女性用22.0〜25.0cm、男性用25.0〜28.0cmに分かれていて、自分の靴に合わせて選べます。販売ページでは「-40度まで耐えられる素材」と説明されています。

注意書きは丁寧で、絨毯など柔らかい床ではつまずくおそれ、雪道や凍結路面以外では使わない、装着したまま走ったり運転したりしない、足に痛みや違和感があれば使用をやめる、などが書かれています。正しく使わないとゴムが切れることがある点も覚えておきましょう。

タイプ ゴム(TPE)装着式・金属不使用
対応サイズ 女性用 22.0〜25.0cm/男性用 25.0〜28.0cm
内容量 1足分(2枚)
生産国 台湾(販売ページ表記)
価格 楽天市場 1,078円+送料180〜220円(2026年11月1日時点)

✅ メリット

  • 男女別のサイズで靴に合わせやすい
  • 金属を使っていない
  • 注意書きが具体的で使い方が分かりやすい

⚠️ デメリット・注意点

  • 送料が別にかかるショップが多い
  • 絨毯の上などではつまずくおそれ
  • 氷の上ではピン付きに劣ると考えられる

編集部の評価 ★★★★☆ 4.0 / 5.0 サイズをしっかり合わせたい人に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

女性用と男性用で範囲が違う。25.0cmの人は、ふだんの靴の幅も見て選ぶといいぞ。

👍 こんな人におすすめ

  • 小さめ・大きめの靴を履く人
  • 屋内外を行き来する人
  • 家族の分を男女別にそろえたい人

3. 日進ゴム ハイパーV 氷雪用スタッドレスソール SS-02|大きめの靴にも(特殊ゴム)

日進ゴムの「ハイパーV」シリーズの、靴に付ける氷雪用ソールです。スパイクピンではなく、やわらかい特殊ゴムで、雪の上や氷の上での転倒をおさえる目的の商品です。靴の前とかかとに引っ掛けるだけで装着できます。

サイズはM(22.5〜25.0cm)とL(25.5〜30.0cm)の2つで、今回のゴム装着式の中では30cmまで対応するのが特徴です。重さや屋内での注意については、確認した販売ページに記載がありませんでした。

型番 SS-02
タイプ ゴム装着式・スパイクピンなし(特殊ゴム)
対応サイズ M 22.5〜25.0cm/L 25.5〜30.0cm
内容量 1足分(2個入)
価格 楽天市場 1,943円〜 送料無料(2026年11月1日時点)

✅ メリット

  • 30cmまでの大きめの靴に対応
  • 送料無料のショップが多い
  • 前とかかとに引っ掛けるだけで付けられる

⚠️ デメリット・注意点

  • 今回のゴム装着式の中では価格が高め
  • 重さ・屋内での注意の記載は確認できず
  • ピン付きに比べると氷での効きは劣ると考えられる

編集部の評価 ★★★★☆ 4.0 / 5.0 足の大きい人、ピンを使いたくない人に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

M とLの境目は25cm台だ。ふだんの靴のサイズを確認してから選ぼう。

👍 こんな人におすすめ

  • 26cm以上の靴を履く人
  • 金属ピンを使いたくない人
  • 作業や外回りで雪の日も歩く人

4. モンベル イージースパイク|凍った道を長く歩く人に(ピン付き)

モンベルが、凍った雪道での旅行や日常生活に使える簡易的な滑り止めとして出しているものです。本体はエラストマー、ピンはS45C炭素鋼。低温でも伸びる素材で、力の弱い人でも装着しやすいと説明されています。重さはペアで120g、収納時は12×18cmと小さくまとまります。

対応する靴のサイズ(cm)は書かれておらず、「ほとんどの靴に対応するサイズ設定」とされています。ピン付きなので、駅の地下街や店に入る前には外しましょう(ウインターライフ推進協議会)。また、メーカーは雪山登山には向かないとしています。

品番 #1129577(ブラック)
タイプ エラストマーバンド式・ピン付き(S45C炭素鋼)
重量 ペア120g(スタッフバッグ込み130g)
サイズ 幅9×長さ27.5cm(収納時12×18cm)/対応靴サイズのcm表記なし
価格 モンベル公式 2,420円(税込、2026年11月1日時点・在庫あり)

✅ メリット

  • 金属ピンで凍った路面に強いタイプ
  • ペア120gと軽くコンパクト
  • 低温でも伸びて着脱しやすい

⚠️ デメリット・注意点

  • 屋内やタイルに入る前に外す手間がある
  • 対応する靴のcmが書かれていない
  • 雪山登山には使えない

編集部の評価 ★★★★★ 4.5 / 5.0 凍った道を長く歩く人、雪国への旅行に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

ピン付きは屋内で逆に滑る。外した滑り止めを入れる袋も一緒に持ち歩こう。

👍 こんな人におすすめ

  • 凍った道や圧雪を長く歩く人
  • 雪国へ旅行・出張する人
  • 着脱の力に自信がない人

5. 荒川産業 ワンタッチスノーソール 男女兼用ソール&ヒールセット|靴底に貼るタイプ

靴底とかかとに両面テープで貼るステッカータイプの滑り止めです。販売ページでは「日本製」と表記されています。付け外しの手間がないので、決まった1足を雪の日用にしたいときに向いています。メーカーは、靴裏のみぞが浅い靴やツルツルの靴に使うよう案内しています。

注意したいのは、製品と靴のあいだにすき間ができるとはがれやすいことです。購入者の評価も分かれていて、はがれたという声もあります。凍った路面での効き方や屋内での注意は、確認した販売ページに書かれていませんでした。紳士用・婦人用の単品もあります。

タイプ 靴底に貼るタイプ(両面テープ)
内容量 ソール&ヒール 1足(左右)分
サイズ フリーサイズ
JAN 4906257006375(販売ページより)
価格 楽天市場 967円 送料無料〜1,100円+送料240円(2026年11月1日時点)

✅ メリット

  • 付け外しの手間がない
  • 1,000円前後で手に入る
  • みぞの浅い靴の対策になる

⚠️ デメリット・注意点

  • すき間があるとはがれやすい
  • 凍った路面での効き方の説明はない
  • 貼った靴でしか使えない

編集部の評価 ★★★★☆ 3.5 / 5.0 みぞの浅い靴を雪の日も履きたい人に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

貼る前に靴底の汚れをよく落として、すき間なく貼る。これがはがれにくくするコツだ。

👍 こんな人におすすめ

  • 靴裏がすり減った靴を履く人
  • 付け外しが面倒な人
  • 雨の日の滑り対策もしたい人

6. 日進ゴム ハイパーV ノルディックブーツ SSV-66|雪の日用の靴を1足持つなら

滑り止めを付け外しするのではなく、靴そのものを雪の日用にする選択肢です。靴底は「スタッドレス ハイパーVソール」で、雪や氷で滑りにくいゴムを使っています。スパイクピンを使っていないので床を傷つけにくいとされています。

アッパーはナイロン生地に防水フィルム、裏は中綿入りで、防水レベルは4cm生活防水(12時間)。ウインターライフ推進協議会が冬靴の条件に挙げる「滑らない・濡れない・暖かい」を意識した作りです。ただし、販売店は糸目などから水が入る可能性があるとしています。中綿入りで小さめなので、1サイズ上がすすめられています。

型番 SSV-66
タイプ 冬用靴(スタッドレス ハイパーVソール・スパイクピンなし)
サイズ SS(23.0cm)〜3L(28.0cm)
素材 アッパー:ナイロン+防水フィルム/裏:中綿入りナイロン/底:ゴム
防水 4cm生活防水(12時間)
価格 楽天市場 7,370円 送料無料(2026年11月1日時点)

✅ メリット

  • 付け外しなしで屋内にもそのまま入りやすい
  • 防水・保温も兼ねる
  • SS〜3Lまでサイズがある

⚠️ デメリット・注意点

  • 6商品の中でいちばん高い
  • 中綿入りで小さめ、サイズ選びに注意
  • 重さの記載は確認できず

編集部の評価 ★★★★☆ 4.0 / 5.0 雪の日の外出が多い人、雪国へ行く人に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

ブーツは厚手の靴下を履いて試すつもりでサイズを選ぼう。きついと足が冷えるぞ。

👍 こんな人におすすめ

  • 雪の日も外出や通勤が多い人
  • 付け外しが面倒な人
  • 足元の冷えも気になる人

6商品の比較表

商品 タイプ ピン 対応サイズ 価格
コロンブス ハンディユキダス タウン ゴム装着式 なし 22〜28cm 1,198円〜
モリト スタッドレスバンド ゴム装着式 なし(金属不使用) 女性用22.0〜25.0/男性用25.0〜28.0cm 1,078円+送料
日進ゴム SS-02 ゴム装着式 なし(特殊ゴム) M 22.5〜25.0/L 25.5〜30.0cm 1,943円〜
モンベル イージースパイク バンド式 あり(炭素鋼) cm表記なし 2,420円
荒川産業 ワンタッチスノーソール 貼るタイプ なし フリーサイズ 967円〜
日進ゴム SSV-66 冬用靴 なし SS(23.0)〜3L(28.0cm) 7,370円

※2026年11月1日時点。楽天市場の表示価格、モンベルは公式価格(税込)。価格は変わります。

ふだん雪が少ない地域で、駅や会社を行き来する通勤なら、ピンなしのゴム装着式が扱いやすい選択です。凍った道を長く歩く日や雪国への旅行ならピン付きを。雪の日の外出が多いなら、付け外しのいらない冬用靴を1足持っておく方法もあります。

ウインターライフ推進協議会は、路面に合わせて靴底の違う靴を2〜3足持つのもよい方法だとしています。また、靴修理店で靴底を滑り止め素材に張り替えるサービスもあり、目安は20〜30分、1足3千円程度と紹介されています。

転ばない歩き方|小さな歩幅で、靴の裏全体をつける

滑り止めをつけても、路面の状況によっては滑ることがあります。札幌市とウインターライフ推進協議会がすすめる歩き方を覚えておきましょう。

ポイント くわしく
① 小さな歩幅 歩幅が大きいと重心が揺れて転びやすい。左右の足の幅は20cm前後あける
② 靴の裏全体で着地 重心をやや前に置き、足の裏全体を路面につけるつもりで。地面に垂直に踏み出す
③ つるつる路面は「すり足」 小さな歩幅で足裏全体をつける。完全にこするとつまずくので、軽く浮かせる
④ 急がない・焦らない 冬は移動に時間がかかると考えて、余裕をもって出かける。スマホを見ながらの「ながら歩き」や全速力は危険
⑤ 歩き始めと速度の変化に注意 信号で止まった状態から歩き出すとき、急ぎ足や急に止まるときに転びやすい
⑥ 両手をあける ポケットに手を入れる、荷物で両手がふさがると、転んだときに身を守れない

※ウインターライフ推進協議会「転びにくい冬みちの歩き方」「転びやすい人はこんな人」、札幌市のチラシ、東京都の注意喚起より。

東京都は、手袋や帽子を身につけることもすすめています。転んだときの保護に備えるためです。リュックにして両手をあけておくのも、すぐ実行できる工夫です(編集部の提案)。

ウインターライフ推進協議会は、冬靴の条件として「滑らない(防滑性)・濡れない(防水性)・暖かい(保温性)」の3つを挙げています。体が冷えてこわばると動きが鈍くなり、転びやすくなるためです。一方で、「あらゆる路面に対応できる、滑らない靴はありません」とも書いています。道具に頼りきらず、歩き方と行動で補いましょう。

モモ
モモ

小さな歩幅で、足の裏全体を地面につける。つるつるの所はすり足ですね。

キュー隊長
キュー隊長

そのとおり。それから、雪の翌朝はいつもより早く家を出ること。急がないのが、いちばんの転倒対策だぞ。

転んでしまったら

転んで頭を強く打ったときや、手首・足首が痛んで動かせないときは、無理に歩かないでください。救急車を呼ぶか迷ったら、東京消防庁は#7119(東京消防庁救急相談センター)や「東京版救急受診ガイド」の利用をすすめています。#7119は実施している地域で使えます。判断の目安は救急車を呼ぶか迷ったら、手首や足首を痛めたときの応急手当は捻挫・骨折かも?の応急処置にまとめています。

雪の日は、雪かきの最中の事故も起きます。家のまわりの雪かきをするときは雪かき・雪下ろしの安全ガイドもあわせて確認してください。

よくある失敗

⚠️ 雪の日の前にチェック

  • ピン付きをつけたまま地下街や店に入る:タイルの上では逆に滑る。入る前に外す
  • 雪が止んだから安心する:転倒は降雪後の数日間に多い(東京消防庁)
  • 乾いた道でもつけっぱなし:雪や氷のない硬い路面では使わない(コロンブス、モリト)
  • サイズを確かめずに買う:対応cmと靴の形(幅・甲の高さ・靴底の厚さ)を確認
  • ポケットに手を入れて歩く:転んだときに手をつけない。手袋をして両手をあける
  • 横断歩道の白線を踏む:薄い氷の膜ができやすい。なるべく避ける
  • 雪が降ってから買いに行く:東京消防庁は降雪時の不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。雪の前に用意する

よくある質問

雪がほとんど降らない地域でも、滑り止めは必要ですか?

東京消防庁の管内では、過去5年間の12月〜3月に801人が雪や凍結した路面での転倒などで救急搬送されています。令和4年1月には、6日の降雪の翌日(7日)に転倒事故が917件(速報値)ありました。急な雪の翌朝にそなえて、1足分用意しておくと安心です。

ピン付きの滑り止めは、駅や店に入るときに外すべきですか?

はい。ウインターライフ推進協議会は、金属ピン付きのものは屋内で装着したまま歩くと逆に滑るので、屋内に入る前に必ず取り外すよう案内しています。とくにタイル張りの地下街や店の入口では、ピンは収納し、アタッチメントは外すのが安全です。

ピンなしの滑り止めでも効果はありますか?

ピンなしのゴム装着式は、床を傷つけにくく、屋内と屋外を行き来する人に向いています。ただし、スパイクやアイゼンのような本格的な製品と比べると防滑効果は万全ではないとする記事もあります。凍った道を長く歩くならピン付きも検討し、どちらでも小さな歩幅でゆっくり歩きましょう。

滑り止めのサイズはどう選べばいいですか?

商品ごとに対応する靴のサイズ(cm)が決まっています。たとえばコロンブス ハンディユキダス タウンは22〜28cm、モリトのスタッドレスバンドは女性用22.0〜25.0cm・男性用25.0〜28.0cmです。幅が極端に広い・狭い靴、甲の高い靴、靴底の厚い靴は付かない場合があります。

靴底に貼るタイプはどんな靴に向いていますか?

荒川産業のワンタッチスノーソールは、靴裏のみぞが浅い靴やツルツルの靴に使うよう案内されています。両面テープで貼るため、製品と靴のあいだにすき間があるとはがれやすくなります。

雪道で転ばない歩き方のコツは?

小さな歩幅で、左右の足の幅を20cm前後あけ、重心をやや前にして靴の裏全体を路面につけます。つるつるの路面では足を軽く浮かせた「すり足」で。ポケットに手を入れず両手をあけ、急がず余裕をもって歩きましょう。

モモ
モモ

通勤はピンなしのゴム装着式をバッグに入れておきます。雪の翌朝は早めに出て、小さな歩幅で歩きます!

キュー隊長
キュー隊長

完璧だ。ピン付きを使う日は、建物に入る前に外すことも忘れずにな。雪が降る前の今のうちに、家族の分も用意しておこう。

まとめ|滑り止めは雪の前に。屋内では外し、小さな歩幅で

雪や凍った道での転倒は、降雪後の数日間、朝の通勤時間に多く起きています。ふだん雪が少ない地域でも、1足分の滑り止めを用意しておきましょう。屋内と屋外を行き来するならピンなしのゴム装着式、凍った道を長く歩くならピン付き、雪の日の外出が多いなら冬用靴が目安です。

ピン付きは屋内のタイルで逆に滑るので、建物に入る前に外します。そして、どんな靴でもすべての路面で滑らないわけではありません。小さな歩幅、靴の裏全体で着地、両手をあけて、急がない。この歩き方とセットで、冬の道を安全に歩きましょう。

この記事を書いた人|もしもナビ編集部(運営: Miyabi)
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