防災用ポータブル電源おすすめ5選【2026年版】停電で何時間?

防災用ポータブル電源おすすめ5選【2026年版】停電で何時間?
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モモ
モモ

キュー隊長、冬に停電したら暖房が全部止まっちゃう…。ポータブル電源があれば、電気ストーブで朝までしのげるよね?

キュー隊長
キュー隊長

そこが落とし穴だ、モモちゃん。人気の1,000Wh級でも、900Wの電気ストーブは1時間もたない。ところが電気しき毛布なら30時間以上使える計算になる。同じ暖房でも桁が違うんだ。

モモ
モモ

そんなに違うの!?どうやって計算するの?

キュー隊長
キュー隊長

式は「容量(Wh)×0.8÷消費電力(W)」だけだ。今日はこの式で家電ごとの使える時間を出して、2026年9月時点で買える5台を比べるぞ。

冬の停電は、暗さや情報不足に加えて「寒さ」が体にこたえます。エアコンや電気ストーブなど、コンセントにつなぐ暖房器具はすべて止まります。そこで頼りになるのがポータブル電源ですが、使える時間は電池の容量(Wh)と家電の消費電力(W)でほぼ決まります。確かめずに買うと「1時間で空っぽ」ということにもなりかねません。

この記事では、家電メーカーの公表値を使って電気毛布・照明・スマホ・ホットカーペット・電気ストーブが何時間使えるかを計算し、Anker・EcoFlow・BLUETTI・Jackery・DJIの現行5台を比較します。価格は2026年9月26日に各社の公式ストアと価格.comで確認したものです。

📌 この記事でわかること

  • 「容量×0.8÷消費電力」で使える時間を出す方法
  • 電気毛布・照明・スマホ・電気ストーブなどの使える時間の早見表
  • 1人・家族で必要な容量の目安
  • Anker・EcoFlow・BLUETTI・Jackery・DJIのおすすめ5台と比較表
  • 冬の充電温度、保管時の残量、一酸化炭素、リコールの確認方法

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停電で何時間使える?計算式と家電別の目安

基本は「容量(Wh)×0.8÷消費電力(W)」

容量(Wh)は「ためておける電気の量」、定格出力(W)は「一度に出せる電気の大きさ」です。「×0.8」は、電池の電気を家庭と同じ交流(AC)に変えるときなどに失われる分を見込んだ係数。効率は機種や使い方で変わるため、この記事では控えめに8割で計算します。たとえば容量1,024Whなら使えるのは約819Whで、32WのLEDシーリングライトなら819÷32で約25時間です。

電気毛布は「1時間あたりの消費電力量」で計算

電気毛布は温度を保つためにヒーターを入り切りするので、実際に使う電力は定格より少なくなります。広電(KODEN)の電気しき毛布VWS401Hは消費電力40Wですが、メーカーが公表する1時間あたりの消費電力量は「強」約23Wh・「中」約14Wh。コイズミの電気掛敷毛布KDK-75256Dは75Wで、「強」約57Whです。定格のWで割ると時間を少なく見積もってしまうので、製品ページや説明書の「1時間あたりの消費電力量」で計算しましょう。ただし数値は室温などの条件をそろえた目安です。

家電別「何時間使える?」早見表

容量1,024Wh(今回の1,000Wh級)と1,920Wh(EcoFlow DELTA 3 2000 Air)で計算しました(編集部試算)。

家電(メーカー公表値) 消費電力・電力量 1,024Whで 1,920Whで
電気しき毛布「強」(広電 VWS401H) 約23Wh/時 約35時間 約66時間
電気しき毛布「中」(同上) 約14Wh/時 約58時間 約109時間
電気掛敷毛布「強」(コイズミ KDK-75256D) 約57Wh/時 約14時間 約26時間
LEDシーリングライト〜8畳(パナソニック HH-CM0823CA) 32W 約25時間 約48時間
LED電球60形相当(パナソニック LDA7LGK6) 7.0W 約117時間 約219時間
スマホ充電 1回 約11Wh※1 約74回 約139回
ホットカーペット2畳「高」(パナソニック DC-2NKC2) 約330Wh/時※2 約2.5時間 約4.7時間
遠赤電気ストーブ「強」(コイズミ KKH-0954) 900W 約55分 約1.7時間
同「弱」 300W 約2.7時間 約5.1時間

※1 EcoFlowが製品ページの試算に使う「スマートフォン(11Wh)」で計算。※2 「高」の1時間の電気代 約10.2円(室温15℃)を31円/kWhで換算。

電気ストーブが停電対策に向かない理由

900Wの電気ストーブは、1,024Whのモデルで約55分、1,920Whでも約1.7時間で電池を使い切ります。最弱の300Wでも3時間弱で、そのあとは照明やスマホに回す電気が残りません。一方、カセットガスストーブのイワタニ「マイ暖」はボンベ1本で約3時間20分燃焼します(標準モード、メーカー実測値)。部屋を暖めるのは換気に注意した燃焼式、体を温める・明かり・スマホはポータブル電源と役割を分けるのが現実的です。燃焼式の選び方はカセットガスストーブおすすめ5選で解説しています。

冬の停電用ポータブル電源の選び方

① 容量は「1日に使う電力量÷0.8」で逆算

ケース(編集部試算) 1日に使う電力量 必要な容量の目安
1人・1晩:電気しき毛布「強」8時間+LED電球4時間+スマホ1回 約223Wh 約280Wh(300Wh前後で1晩)
家族:電気しき毛布「強」2枚×8時間+LEDシーリングライト4時間+スマホ4台 約540Wh 約675Wh/日(1,024Whで約1.5日、1,920Whで約2.8日)

家族のケースで2日しのぐなら約1,350Wh、3日なら約2,000Whが必要な計算です。1人なら300Wh級でも1晩はしのげますが、停電の長期化を考えると迷ったら1,000Wh級が安心です。

② 定格出力は「使う家電の消費電力」に余裕を

電気毛布・照明・スマホだけなら数百Wで足ります。電気ケトルなども使うなら1,500W前後が目安。Jackeryは、ヒーターやドライヤーなどは起動時に表示より大きな電力が必要な場合があると注意しています。

③ 電池はリン酸鉄。保証は「正規販売店で買う」が条件のことも

今回の5台はすべてリン酸鉄リチウムイオン電池で、公表サイクル数は3,000〜6,000回。5年保証をうたう機種が多い(EcoFlow DELTA 3 2000 Airは2年)一方、Jackeryは1000 Newの製品ページなどで、保証の対象を公式ストアでの購入品に限ると明記しています。価格.comのAnker製品ページにも、正規取扱店以外での購入品は保証期間内でも無償修理の対象外となる場合があるとの注意書きがあります。

④ 冬は「何℃から充電できるか」を確認

メーカー公表値では、Anker Solix C1000 Gen 2の充電温度は0〜40℃、EcoFlow DELTA 3 2000 Airは0〜45℃です。Jackery 1000 New V3とDJI Power 1000 Miniは−10℃から充電できますが、低温では性能が落ちやすいので、冷え込む車庫や物置ではなく、居室で保管・充電しましょう。極寒の地域向けには、充電−15℃・放電−25℃に対応したナトリウムイオン電池のBLUETTI「Pioneer Na」(900Wh・約16kg、公式ストア107,900円)もあります。

⑤ 充電の速さと停電時の切り替え

1,000Wh級は家庭のコンセントから1時間前後で満充電できるモデルが増え、停電の予報が出てからでも間に合いやすくなりました。今回の5台は、停電すると約0.01秒で電池からの給電に切り替わります。ただしEcoFlowとJackeryは「0秒で切り替わるUPS(無停電電源装置)ではない」として、データサーバーなどの機器(EcoFlowは医療機器も)には使わないよう案内しています。在宅医療機器に使いたい場合は、機器メーカーや主治医に確認してください。

防災用ポータブル電源おすすめ5選【2026年版】

2026年9月時点で買える現行モデルから、冬の停電対策に向く5台を選びました。すべてリン酸鉄電池で、停電時の自動切り替えに対応しています。価格は9月26日時点の公式ストアと価格.comの数値で、セールなどで日々変わります。

1. Anker Solix C1000 Gen 2|約54分で満充電。実売6万円台からの1,000Wh定番

Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Stationは、容量1,024Wh・定格出力1,550W(瞬間最大2,300W)で約11.3kg。アプリの超急速充電モードなら最短約54分(20℃、Anker調べ)で満充電でき、大雪の予報が出てからでも間に合いやすいのが強みです。電池は4,000回の充放電後も80%を維持するとされ、停電時は公式スペック表で10ミリ秒で給電を切り替えます。ACコンセントは5口。

公式ストア価格は129,900円(税込)ですが、価格.comでは66,033円から(オフホワイト、2026年9月26日時点)です。家電量販店の通販は9万円台が中心と差が大きいので、正規取扱店かどうかも確認しましょう。公式ストアの会員は保証が最長5年になります。

容量 1,024Wh
定格出力 1,550W(瞬間最大2,300W)
電池 リン酸鉄/4,000回で80%維持
AC充電 最短約54分で満充電
停電時の切替 10ミリ秒(パススルー対応)
重さ 約11.3kg
温度 給電−20〜40℃/充電0〜40℃
公式価格 129,900円(税込)
参考価格 66,033円〜(価格.com最安、2026年9月26日時点)

✅ メリット

  • 最短約54分で満充電でき、停電前の駆け込み充電に強い
  • 1,000Wh級として約11.3kgと軽め
  • ACコンセント5口、定格1,550Wで使える家電が多い
  • 実売6万円台からと手に取りやすい

⚠️ デメリット・注意点

  • 販売店による価格差が大きい
  • 拡張バッテリーには非対応(公式比較表)

編集部の評価 ★★★★☆ 4.5 / 5.0 充電速度・重さ・出力・実売価格のバランスが最もよく、最初の1台に選びやすい

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

この機種はメーカーが満充電保管OKとしているから、ふだんはコンセントにつないで待機させておける。1時間で満タンにできるのも、大雪予報の夜には心強いぞ。

👍 こんな人におすすめ

  • 初めてポータブル電源を買う家庭
  • 停電の予報が出てから急いで充電したい人
  • 価格と性能のバランスで選びたい人

2. EcoFlow DELTA 3 2000 Air|1,920Whで家族の2〜3日をカバー。7万円台からの大容量

2026年3月発売のEcoFlow DELTA 3 2000 Airは、容量1,920Whながら約17.5kg。家族のモデルケース(1日約540Wh使用)なら約2.8日分、電気しき毛布「強」なら約66時間使える計算です。AC充電は約2.3時間、ソーラーは最大1,000Wに対応し、停電時は0.01秒未満で切り替わります。電池は3,000回以上のサイクル後も70%を維持するとされています。

割り切りは出力で、定格1,000W(X-Boost利用時は最大1,500Wの家電に対応)。価格.com掲載の仕様ではACコンセントは2口、USB-Cは最大18Wです。電気毛布や照明を長く使う用途向けと考えましょう。公式ストアは通常145,090円(税込)・販売価格108,000円、価格.comでは73,624円からありました(9月26日時点。量販店の通販は97,800〜110,880円)。1,000Wh級で後から容量を足したい人には、最大5kWhまで拡張できる同社のDELTA 3 Plus(価格.com最安74,800円)もあります。

容量 1,920Wh
定格出力 1,000W(X-Boost 1,500W)
電池 リン酸鉄/3,000回以上で70%維持
AC充電 約2.3時間
停電時の切替 0.01秒未満(パススルー対応)
重さ 約17.5kg
温度 動作−10〜45℃/充電0〜45℃
保証 2年
公式価格 通常145,090円/販売価格108,000円(税込)
参考価格 73,624円〜(価格.com最安、2026年9月26日時点)

✅ メリット

  • 1,920Whで家族の2〜3日分をまかなえる
  • 実売7万円台からと容量あたりの価格が安い
  • 2,000Wh級としては約17.5kgとコンパクト
  • ソーラー最大1,000Wで日中に充電しやすい

⚠️ デメリット・注意点

  • 定格1,000Wで、高出力の家電はX-Boost頼み(性能は下がる)
  • ACコンセント2口、USB-C最大18Wとポートは控えめ
  • 保証は2年(ほかの4台は条件付きを含め最長5年)
  • 持ち運びには重め

編集部の評価 ★★★★☆ 4.0 / 5.0 「長くもたせる」ことに特化した大容量機。家族で数日の在宅避難に備えるなら費用対効果が高い

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

電気毛布や照明のような小さな電力を長く使うなら、出力より容量がものを言う。2,000Wh級がこの価格帯から買えるのは、冬の在宅避難にはありがたいぞ。

👍 こんな人におすすめ

  • 家族で2〜3日の停電に備えたい人
  • 電気毛布・照明・スマホ中心で使う人
  • 容量あたりの価格を重視する人

3. BLUETTI AORA 100 V2|定格1,800Wを約11.5kgに。公式セールなら7万円前後

BLUETTI AORA 100 V2は、容量1,024Wh・定格出力1,800W(瞬間最大3,600W)と、今回の1,000Wh級でいちばん高出力。それでいて約11.5kgです。家庭用コンセントの目安1,500Wを超えるので、停電中に電気ケトルや電子レンジを使う場面でも余裕があります。AC充電は最速45分で0→80%、停電時は10ミリ秒以内に切り替わり、最大140WのUSB-Cを含む11ポートを備えます。5年保証。

公式ストアは通常139,800円(税込)ですが、2026年9月26日時点の販売価格は69,900円で、価格.comの最安も同じBLUETTI公式の69,900円でした。

容量 1,024Wh
定格出力 1,800W(瞬間最大3,600W)
電池 リン酸鉄リチウムイオン
AC充電 最速45分で0→80%
停電時の切替 10ミリ秒以内(パススルー対応)
重さ 約11.5kg
保証 5年
公式価格 通常139,800円/販売価格69,900円(税込)
参考価格 69,900円(価格.com最安、2026年9月26日時点)

✅ メリット

  • 定格1,800Wと1,000Wh級でトップクラスの高出力
  • 約11.5kgで持ち運びやすい
  • 45分で80%まで充電できる
  • 公式セール時は1,000Wh級で最安クラス

⚠️ デメリット・注意点

  • 量販店での取り扱いが少なく、価格はセール次第
  • 電池のサイクル数は販売ページによって表記が異なる

編集部の評価 ★★★★☆ 4.0 / 5.0 高出力と軽さ、セール時の価格が魅力。ケトルや電子レンジも使いたい家庭に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

出力に余裕があるとお湯を沸かすときも安心だ。ただし1,000Wの家電なら計算上1時間ももたない。暖房ではなく、短時間の調理に使うのがコツだぞ。

👍 こんな人におすすめ

  • 停電中に電気ケトルや電子レンジも使いたい人
  • 軽さと出力を両立したい人
  • 公式ストアのセールで安く買いたい人

4. Jackery ポータブル電源 1000 New V3|約10.6kg・6,000回。ACを2系統で切れる新モデル

2026年7月24日発売のJackery ポータブル電源 1000 New V3は、容量1,024Wh・定格出力1,500W(瞬間最大3,000W)で、重さは約10.6kgと今回いちばん軽量。電池は約6,000回の充放電後も70%を維持するとされます。新機能の「AC分路独立制御」は、3口のACコンセントを2グループに分けて別々にオン・オフできる仕組みで、停電中に不要な機器への給電を切って電気毛布や照明に電気を回せます。停電時は0.01秒以内に切り替わり、AC充電は通常約1.25時間です。

公式ストア価格は109,800円(税込)。9月26日時点の公式ストアでは、ブラックが予約販売(10月上旬から順次発送)、パールホワイトは売り切れ表示でした。在庫は変わりやすいので購入前に確認しましょう。保証は公式サイトで買えば3年+自動延長2年の計5年。Jackeryは1000 Newの製品ページで、保証の対象を公式ストア(公式オンラインストアと公式Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング店)での購入品に限ると明記しているので、購入先に注意しましょう。価格.comには製品ページがまだありません(9月26日時点)。

容量 1,024Wh
定格出力 1,500W(瞬間最大3,000W)
電池 リン酸鉄/約6,000回で70%維持
AC充電 通常約1.25時間で満充電
停電時の切替 0.01秒以内(パススルー対応)
重さ 約10.6kg
温度 充電・放電とも−10〜45℃
保証 5年(公式サイト購入時)
公式価格 109,800円(税込)

✅ メリット

  • 1,000Wh級で約10.6kgと今回いちばん軽い
  • 約6,000回と長寿命
  • ACを2系統で切り替え、ムダな給電を減らせる
  • 公式購入なら保証登録なしで5年保証

⚠️ デメリット・注意点

  • 公式価格は今回の1,000Wh級で高め
  • ACコンセント3口、ソーラー入力最大400Wと控えめ

編集部の評価 ★★★★☆ 4.0 / 5.0 軽さと寿命、AC分路制御の使い勝手は随一。価格がこなれれば有力候補

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

停電中は、つなぎっぱなしの機器にも電気が流れ続ける。ボタンひとつで系統ごと切れるのは、電気毛布を朝までもたせたい夜にありがたいぞ。

👍 こんな人におすすめ

  • 高齢の家族でも運びやすい軽さを重視する人
  • 長く使える電池寿命を重視する人
  • 停電時に給電先をこまめに管理したい人

5. DJI Power 1000 Mini|予算5万円台で1,000Wh。−10℃から充電できる

DJI Power 1000 Miniは、容量1,008Wh・約11.5kg。価格.comの最安は50,802円(ブラック、2026年9月26日時点)で、同サイトに載るAmazon.co.jpの価格も53,964円と、今回の1,000Wh級でいちばん手ごろです。AC充電は58分で0→80%、エンジン車のバッテリーやソーラーからも最大400Wで充電でき(別売ケーブルが必要)、停電時は0.01秒以内に切り替わるUPSモードを備えます。電池は4,000回後も80%以上を維持し、保証は5年です。

充電温度が−10〜45℃と低温側に余裕があるのも冬にはうれしい点。注意したいのは出力で、AC出力は連続800W(最大1,000W)。電気毛布や照明、スマホには十分ですが、900Wの電気ストーブは使えません。

容量 1,008Wh
定格出力 AC連続800W(最大1,000W)
電池 リン酸鉄/4,000回で80%以上維持
AC充電 58分で0→80%
停電時の切替 0.01秒以内(UPSモード)
重さ 約11.5kg
温度 給電・充電とも−10〜45℃
保証 5年(一部アクセサリーを除く)
参考価格 50,802円〜(価格.com最安、2026年9月26日時点)

✅ メリット

  • 1,000Wh級で実売5万円台と手ごろ
  • 58分で80%まで充電できる
  • 車やソーラーから最大400Wで充電
  • −10℃から充電でき、寒さに強い

⚠️ デメリット・注意点

  • AC連続800Wで、電気ストーブや高出力の調理家電は使えない
  • 容量の拡張には非対応

編集部の評価 ★★★★☆ 4.0 / 5.0 出力は割り切りつつ、1,000Wh級を最も安く手に入れられる。電気毛布・照明・スマホ中心なら十分

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

キュー隊長
キュー隊長

目的が「電気毛布とスマホと明かり」なら、800Wで困る場面はほとんどない。浮いた予算でカセットガスストーブとボンベをそろえるのも立派な作戦だぞ。

👍 こんな人におすすめ

  • 予算5万円前後で1,000Wh級がほしい人
  • 電気毛布・照明・スマホ中心で使う人
  • 寒い地域で使う人

おすすめ5台の比較表

機種 容量 定格出力 重さ AC充電 電池寿命(公表値) 公式価格(税込) 価格.com最安
Anker Solix C1000 Gen 2 1,024Wh 1,550W 約11.3kg 最短約54分 4,000回で80% 129,900円 66,033円〜
EcoFlow DELTA 3 2000 Air 1,920Wh 1,000W 約17.5kg 約2.3時間 3,000回以上で70% 販売108,000円(通常145,090円) 73,624円〜
BLUETTI AORA 100 V2 1,024Wh 1,800W 約11.5kg 45分で80% ― 販売69,900円(通常139,800円) 69,900円
Jackery 1000 New V3 1,024Wh 1,500W 約10.6kg 約1.25時間 約6,000回で70% 109,800円 ―
DJI Power 1000 Mini 1,008Wh 800W(連続) 約11.5kg 58分で80% 4,000回で80%以上 ― 50,802円〜

価格は2026年9月26日時点。家族のモデルケース(1日約540Wh使用)では1,000Wh級の4台が約1.5日分、DELTA 3 2000 Airが約2.8日分です。900Wの電気ストーブを動かせるのはDJI Power 1000 Mini以外の4台ですが、使える時間は2時間弱までです。

冬の停電で使う前に|保管・一酸化炭素・リコール

保管と残量はメーカーの指示どおりに

経済産業省・消費者庁・NITE(製品評価技術基盤機構)は2024年8月の注意喚起で、ポータブル電源に衝撃を与えないこと、高温の環境で使わないこと、長く使わないときは箱に入れて直射日光の当たらない冷暗所に保管することを呼びかけています。保管時の残量は、Jackeryが60〜80%(3カ月ごとに確認)、DJIがPower 1000 Miniで50〜70%を推奨する一方、Anker Solix C1000 Gen 2は満充電での保管が可能としています。取扱説明書に従い、寒くなる前に一度、電気毛布をつないで試しておきましょう。スマホの備えは停電に備えるスマホ充電・電源確保ガイドも参考にしてください。

燃焼式の暖房・発電機は一酸化炭素に注意

ポータブル電源は燃料を燃やしませんが、あわせて使うことの多い発電機や燃焼式暖房は別です。同じ注意喚起は、携帯発電機は屋内で絶対に使わない(排ガスに一酸化炭素が含まれる)、車内やテント内も屋内と同じ危険としています。2018年9月の北海道胆振東部地震のあとには、換気の不十分な屋内で発電機を使い、一酸化炭素中毒で1人が亡くなった事故もありました。カセットガスストーブもイワタニの取扱説明書で、閉めきった狭い場所での使用を禁じ、1時間に1回1分をめやすに換気し、就寝・外出時は消火するよう求めています。詳しくは一酸化炭素中毒の前兆と対処へ。

電気ストーブはプラグを抜く。リコールは型番で確認

停電中は電気ストーブなどのプラグを抜いておくと、復旧時の「通電火災」を防げます(同注意喚起)。経済産業省はモバイルバッテリーを電気用品安全法の対象(PSEマークが必要)としています。ポータブル電源でも、PSEマークなど国内向けの表示や、正規の販売・サポート体制を確かめましょう。同省のリコール情報には、EcoFlow RIVER Pro(2020年11月〜2024年4月販売、5万7,000台)の回収・交換(2026年2月〜)なども載っています(今回の5台は9月26日時点で掲載なし)。手持ちや中古の機種は、経済産業省・消費者庁のリコール情報やNITE「SAFE-Lite」で型番を確認してください。

よくある質問

1,000Whのポータブル電源で電気毛布は何時間使えますか?

「容量×0.8÷消費電力」で計算します。電気毛布は定格ではなく、メーカー公表の1時間あたりの消費電力量を使います。広電の電気しき毛布VWS401Hなら「強」約23Wh・「中」約14Whなので、1,024Whでそれぞれ約35時間・約58時間が目安です(編集部試算)。

ポータブル電源で電気ストーブは使えますか?

定格出力の範囲内なら動きますが、900Wの電気ストーブは1,024Whのモデルで約55分、1,920Whでも約1.7時間で電池を使い切ります。停電中は電気毛布で体を温めるか、換気に注意して燃焼式の暖房を使うのが現実的です。

冬の停電に備えるには何Whあれば安心ですか?

1人で電気しき毛布「強」8時間・LED電球4時間・スマホ1回なら1晩約280Wh、家族で電気しき毛布2枚・照明4時間・スマホ4台なら1日約675Whが目安です(編集部試算)。迷ったら1,000Wh級、家族で数日しのぐなら2,000Wh級を検討しましょう。

ポータブル電源は満充電で保管したほうがいいですか?

メーカーによって違います。Jackeryは60〜80%での保管と3カ月ごとの確認、DJIはPower 1000 Miniで50〜70%を推奨し、Anker Solix C1000 Gen 2は満充電保管が可能としています。取扱説明書に従ってください。

寒い車庫や物置に置いても大丈夫ですか?

充電できる温度の下限は、Anker Solix C1000 Gen 2とEcoFlow DELTA 3 2000 Airが0℃、Jackery 1000 New V3とDJI Power 1000 Miniが−10℃です(メーカー公表値)。低温では出力や充電効率も下がりやすいため、ふだん過ごす居室で保管・充電しましょう。

モモ
モモ

うちは家族のケースと同じくらいだから、1,000Wh級で約1.5日分なんだね。電気ストーブはあきらめて、電気毛布をそろえておく!

キュー隊長
キュー隊長

いい判断だ、モモちゃん。寒くなる前に満充電にして、電気毛布をつないで試しておくこと。燃焼式の暖房は換気、発電機は屋内で絶対に使わない。これを家族で共有しておけば安心だぞ。

まとめ

冬の停電でポータブル電源が何時間使えるかは、「容量(Wh)×0.8÷消費電力(W)」でおおよそわかります。1,000Wh級なら電気しき毛布「強」で約35時間、900Wの電気ストーブは約55分。体を温めるのは電気毛布、部屋を暖めるのは換気に注意した燃焼式と役割を分けましょう。

迷ったら充電が速く実売価格も手ごろなAnker Solix C1000 Gen 2、家族で数日ならEcoFlow DELTA 3 2000 Air、高出力ならBLUETTI AORA 100 V2、軽さと寿命ならJackery 1000 New V3、予算重視ならDJI Power 1000 Miniが候補です。価格は販売店やセールで大きく変わるので、正規販売店かどうかとあわせて確認し、寒くなる前に準備を済ませておきましょう。

この記事を書いた人|もしもナビ編集部(運営: Miyabi)
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