本記事はAIツールを活用して作成・編集されています。内容はもしもナビ編集部が確認していますが、緊急時は必ず公式窓口(119・#7119・自治体等)の案内を優先してください。
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📌 この記事でわかること
いま困っている人向け。必要なところだけ読んでください。
- いま体に付いている:絶対に引き抜かないでください
- 咬まれた後にやること・2週間の見張り方
- すぐ受診すべきサイン(SFTS・日本紅斑熱)
- ペットから人にうつることがあります
- 刺されないための服装と虫よけ
※ 急ぎの人は、自分の状況に近い項目から読んでOKです。
いま体に付いている人へ:絶対に引き抜かないでください
マダニは、皮膚に口を差し込んでセメントのような物質で固定し、数日かけて血を吸います。無理に引っぱると、口の部分(口器)が皮膚の中に折れて残り、そこが化膿します。さらに、つぶしたり引っぱったりすると、マダニの体液が体内に押し込まれ、感染のリスクが上がります。
やってはいけないことを先に並べます。
- ❌ 指やピンセットで引き抜く(口器が残る・体液が入る)
- ❌ つぶす(体液に触れることになります)
- ❌ ライターであぶる、アルコールやワセリンをかける(マダニが体液を吐き戻すおそれがあります)
- ❌ 「そのうち取れるだろう」と放置する
正解は1つだけです。
✅ 皮膚科(休日なら外科・救急)を受診して、取ってもらってください。局所麻酔をして皮膚ごと小さく切り取る方法が一般的で、処置自体は短時間で終わります。
病院に行くほどのことなの?って思っちゃいました…
行くほどのことだ。マダニは「虫に刺された」ではなく「感染症の入口」と考えたほうがいい。日本には致死率が20〜30%の病気が実在していて、それを運ぶのがこの虫だ。取るのは病院、これだけ覚えておけばいい。
咬まれた後にやること
① 受診のときに、必ずこの3つを伝える
- いつ(気づいた日、山や草むらに入った日)
- どこで(山、畑、河川敷、庭、キャンプ場、犬の散歩コースなど)
- どれくらい付いていたか(分かる範囲で)
② すでに取れてしまった場合は、マダニを持っていく
自分で取ってしまった、あるいは自然に取れた場合は、そのマダニをビニール袋や空き容器に入れて受診時に持参してください。種類が分かると、医師が想定する病気を絞り込めます。捨ててしまった場合も、受診はしてください。
③ 2週間、熱を測る
マダニ媒介感染症は、咬まれてすぐには症状が出ません。咬まれた日をメモして、そこから2週間は毎日体温を測ってください。この2週間が見張り期間です。
カレンダーに「◯日 マダニ」と書いておくだけでいい。その一行が、あとで医師の判断を早める。
すぐ受診すべきサイン
咬まれてから2週間以内に、次の症状が出たらその日のうちに受診してください。そして受診したら、真っ先に「マダニに咬まれました」と言ってください。これを伝えるかどうかで、診断までの時間がまったく変わります。
- 🚨 38℃以上の発熱
- 🚨 強いだるさ・食欲がない
- 🚨 吐き気・嘔吐・下痢
- 🚨 発疹(とくに手足の先に出るもの)
- 🚨 頭痛・筋肉痛
- 🚨🚨 意識がもうろうとする、けいれん → 迷わず119番
代表的な2つの病気
| SFTS(重症熱性血小板減少症候群) | 日本紅斑熱 | |
|---|---|---|
| 潜伏期間 | 6〜14日 | 2〜8日 |
| 主な症状 | 発熱、食欲低下、吐き気・嘔吐、下痢、強い倦怠感 | 発熱、頭痛、発疹(手足の先に多い)、肝機能の異常 |
| 特徴 | 血液検査で白血球と血小板が減る。重症化すると意識障害・けいれん | 咬まれた跡(刺し口)が残っていることが診断の手がかりになる |
| 治療 | 2024年6月にファビピラビル(アビガン)が国内初の治療薬として承認 | テトラサイクリン系の抗菌薬 |
| 怖いところ | 国内の致死率はおよそ20〜30%(研究では約27%との報告) | 治療が遅れると重症化・死亡例がある |
SFTSは西日本に多い病気とされてきましたが、いまは事情が変わっています。2025年の報告数は191例で、届出が始まった2013年以降で最多でした。2026年も7月6日時点で83人(NHK報道)と前年を上回るペースで報告されており、北海道で初めて患者が確認されるなど東日本にも広がっています。「うちの地域は関係ない」とは、もう言えません。
えっ、北海道でも…?
シカやイノシシが増えて、一緒にマダニの生息域も広がっている。都市部の河川敷や公園の草むらにもいると思っておいたほうがいい。
ペットから人にうつることがあります
マダニ媒介感染症は、人から人へ簡単にうつる病気ではありません(ただし2024年には、患者の血液などを介して医療従事者が感染した国内初の事例が報告されています)。ただし感染した犬や猫の血液・体液から、人がうつった例が報告されています。獣医師が感染した事例も確認されています。
注意したいのは次のような場面です。
- 犬や猫に付いたマダニを、素手で取ろうとする(手袋をして、動物病院へ)
- 体調を崩したペットの嘔吐物・排泄物・よだれを素手で処理する
- 散歩から帰ったあと、犬の体をチェックしない
散歩後は、犬の耳のうしろ・首まわり・脇・内股・おなかを手で撫でながら確認してください。マダニは皮膚のやわらかいところに付きます。ペットの体調が急に悪くなったときの動き方はペットの夜間救急にまとめています。
刺されないための服装と虫よけ
服装:肌を出さない、明るい色を着る
- 長袖・長ズボン・足を覆う靴。サンダルで草むらに入らない
- シャツは中に入れ、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる
- 明るい色を選ぶ(黒い服だと、付いたマダニが見えません)
- 首にタオルを巻く、帽子をかぶる
虫よけ:成分を見て選ぶ
マダニに効果があるとされるのはディート(DEET)とイカリジンです。ディートは濃度30%の製品が大人向けに市販されています。イカリジンは年齢制限がなく、衣類を傷めにくいのが特徴です。露出している肌だけでなく、ズボンの裾・靴・靴下にもかけておくと効果的です。
帰宅後:その場で確認して、すぐ着替える
- 玄関の外で服をはたく、粘着ローラーをかける
- 着ていた服はすぐ洗濯へ(乾燥機の熱はマダニに有効とされます)
- シャワーを浴びながら全身を確認。わきの下、膝の裏、足の付け根、へそ周り、髪の生え際が付きやすい場所です
吸血を始めて時間が経つほど、感染のリスクは上がるとされている。帰宅直後に見つけて処置できれば、それがいちばんいい。
秋こそ注意が必要な理由
マダニというと夏のイメージがありますが、活動期は春から秋(おおむね3月〜11月)で、秋にもう一度ピークが来ます。理由は3つあります。
- 行楽シーズンで、人が草むらに入る機会が増える(登山、キャンプ、栗拾い、キノコ狩り、運動会)
- 草刈り・庭仕事・稲刈りなど、農作業が集中する
- 秋は涼しく、長時間外にいるため、露出時間が長くなる
お墓参りや庭の手入れでも咬まれます。「山に登らないから大丈夫」ではありません。
よくある質問
咬まれたけれど、何も症状がありません。病院に行く必要はありますか?
マダニが付いているなら、取ってもらうために受診してください。すでに取れていて症状がない場合は、必ずしも即受診ではありませんが、2週間は毎日体温を測り、発熱したらすぐ受診してください。その際「◯月◯日にマダニに咬まれた」と必ず伝えます。
予防的に抗菌薬を出してもらえますか?
日本では、咬まれただけで予防投薬をするのは一般的ではありません。医師が状況を見て判断します。自己判断で市販薬を飲むのはやめてください。
市販の「ダニ取りピンセット」を買っておいたほうがいいですか?
当サイトではおすすめしていません。うまく取れなかったときのリスク(口器の遺残、体液の押し込み)のほうが大きいためです。お金をかけるなら、虫よけと長袖に使ってください。
子どもが咬まれました。同じ対応でいいですか?
対応は同じですが、受診の優先度はより高いと考えてください。小児科ではなく皮膚科のほうが処置に慣れています。虫よけは、イカリジンなら年齢制限がなく使いやすいです。
庭でよく作業します。庭の対策はありますか?
草を短く刈る、落ち葉を片付ける、庭に野生動物(シカ・イノシシ・ハクビシン等)を寄せないことが基本です。作業時は長袖・長靴・虫よけを徹底し、終わったらその場で服をはたいてから家に入ってください。
まとめ
- 付いていたら自分で取らず、皮膚科へ
- 取れてしまったらマダニを持って受診
- 咬まれた日をメモし、2週間は毎日検温
- 発熱したら「マダニに咬まれた」と最初に伝える
- ペットに付いたマダニも素手で取らない
今度キャンプに行くので、虫よけと長袖を用意しておきます。
それでいい。咬まれないのがいちばんの対策だ。そして咬まれたときは、慌てず、引っぱらず、病院へ。
※この記事は一般的な情報の整理であり、診断・治療の助言ではありません。症状がある場合は必ず医療機関を受診してください。
参考:国立健康危機管理研究機構のマダニ対策ガイド/厚生労働省の公開資料/医療機関の解説記事。発生件数は2025年の年間報告数と2026年7月6日時点の報道(NHK)、致死率は国内の研究報告に基づく数値です。



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