地震が起きたその瞬間

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モモ
モモ

キュー隊長、昨日けっこう大きな地震があって、すごく怖かったの…。揺れてる間、何をしたらいいのか全然分からなくて、ただ固まってた。

キュー隊長
キュー隊長

固まってしまうのは普通の反応だぞ。だからこそ「揺れたらこう動く」を頭に入れておくことに意味がある。地震は「揺れている数十秒」「直後の10分」「その後の72時間」で、やるべきことが全部違う。時系列で叩き込むぞ!

【揺れている間】0秒〜約1分:まず頭を守る

強い揺れの中では、動こうとしても動けません。やることはただ一つ——「姿勢を低く・頭を守り・動かない」。机の下に潜るか、なければクッションや腕で頭を守り、倒れてくる家具・窓ガラスから離れます。

揺れ中のNG行動

  • 火を消しに走る → 揺れ中の移動でやけど・転倒。今のコンロは揺れで自動停止する。火の始末は揺れが収まってから
  • 慌てて外へ飛び出す → 瓦・ガラス・看板の落下が最も危険な場所は建物の際
  • エレベーターで避難 → 閉じ込めの危険。乗車中なら全階ボタンを押し、停まった階で降りる

就寝中なら布団をかぶって頭を守る。運転中ならハザードを点けてゆっくり左に寄せ、揺れが収まるまで車内で待機します。

【直後】1分〜10分:火・出口・足元・情報

揺れが収まったら、次の順で動きます。①火の元を確認(ガスの元栓、電気ストーブ)。②ドアや窓を開けて出口を確保(建物が歪むと開かなくなる)。③スリッパや靴を履く(割れたガラスでの足裏のけがは地震後の定番負傷)。④テレビ・ラジオ・スマホで震度と津波情報を確認

沿岸部にいる場合は最優先が変わる

  • 強い揺れ・長い揺れを感じたら、警報を待たずに即、高台や津波避難ビルへ
  • 「より高く」が原則。車での避難は渋滞リスクを考え、原則徒歩で
  • 一度避難したら、警報解除まで絶対に戻らない

【当日】10分〜数時間:避難判断と家族の安否

避難する?とどまる?

家に倒壊・火災の危険がなければ、在宅避難が基本です(避難所は本当に家を失った人のための場所であり、環境も過酷)。避難すべきなのは:建物にひび・傾きがある/周辺で火災が起きている/がけ・川のそば/自治体から避難指示が出た場合。避難時はブレーカーを落とし(通電火災の防止)、ガスの元栓を閉めてから。

家族との安否確認

電話はつながりにくくなりますが、データ通信(LINE等)は比較的つながります。「無事」だけ短く送る→既読がつけば生存確認。つながらないときは災害用伝言ダイヤル「171」や各キャリアの災害用伝言板へ。家族で「集合場所」と「県外の共通連絡先(親戚など)」を今日決めておくと、当日の不安が激減します。

【72時間】生活を守るフェーズ

発災から72時間は救助が人命救出に集中し、物流も止まります。「自分の備えで3日間生きる」が前提です。

項目 やること・目安
1人1日3L×3日分。断水前に浴槽・鍋に水を貯める(生活用水)
食料 停電なら冷蔵庫→冷凍庫→備蓄の順で消費
スマホ 省電力モード+画面暗く。情報収集はラジオ併用でバッテリー温存
トイレ 断水時は流さない(配管破損で逆流の恐れ)。非常用トイレ袋を使用
余震 大きな地震の後は同規模の余震を警戒。倒れかけた家具に近づかない
デマ SNSの拡散情報は自治体・NHK・気象庁の一次情報で確認してから信じる

今日の10分でできる「事前の備え」ベスト5

この記事を読んだ今がチャンスです。①寝室の頭側に倒れる家具がないか確認(あれば向きを変える・固定する)。②スリッパと懐中電灯を枕元に③家族の集合場所と「171」の使い方を共有④水2Lペットボトルを人数×4本買い足す⑤スマホに自治体防災アプリとNHKニュース防災を入れる。完璧な防災リュックより、この5つが先です。

モモ
モモ

「火を消しに走らない」「外に飛び出さない」…知らなかったら絶対やってたわ。まず寝室の本棚の向き、今夜変える!

キュー隊長
キュー隊長

それでいい。防災は「全部やる」じゃなく「今日1つやる」の積み重ねだ。この記事を家族のLINEに送っておくだけでも、立派な備えだぞ!

場所別:その瞬間の正解行動

いた場所 正解 NG
自宅 机の下・クッションで頭を守る 慌てて外へ飛び出す(落下物が最危険)
キッチン 火から離れる(消すのは揺れが収まってから) 揺れの中で消火に向かう
寝ていた 布団・枕で頭を守りベッドの脇へ 暗闇で裸足で歩く(ガラス片)
エレベーター 全階ボタンを押し停止階で降りる 閉じ込められたら無理にこじ開けず非常ボタン
車の運転中 ハザードを点け左側に停車 急ブレーキ
駅・商業施設 カバンで頭を守り係員の指示に従う 出口への殺到
海・川の近く 揺れが収まったら即・高台へ 津波警報を待ってから動く

揺れが収まった直後の10分

① 火元・ガス確認 ガスメーターは大きな揺れで自動遮断。ニオイがあれば元栓を閉め窓を開ける(換気扇・電気はつけない)
② 出口確保 ドアを開けて避難路を確保(建物の歪みで開かなくなる前に)
③ 足元保護 スリッパ・靴を履く(ガラス片でのケガが最多)
④ 情報収集 テレビ・ラジオ・自治体アプリ。電話よりSNS・伝言板(回線混雑のため)
⑤ 余震に備える 倒れかけた家具に近づかない。大きな揺れの後は同規模の余震を想定

よくある質問(FAQ)

「机の下」は古いって本当?

頭を守れる場所が近くにない場合の次善策として今も有効です。本質は「落ちてこない・倒れてこない・移動してこない」場所へ身を寄せること。日頃の家具固定が最大の対策です。

避難するかどうかの判断は?

建物被害・火災・津波/土砂リスクがなければ在宅避難が基本です。避難が必要なのは、家が危険なとき・自治体の避難情報が出たとき。持ち出し袋と徒歩ルートは平時に確認を。

家族と連絡がつかないときは?

災害用伝言ダイヤル171・各社の災害用伝言板・LINEの既読確認を活用します。集合場所を事前に決めておくことが何よりの備えです。

この記事を書いた人|もしもナビ編集部(運営: Miyabi)
日本在住の運営者Miyabiと編集部が、公的機関・自治体・メーカー公式情報などを調査して執筆しています。緊急時は必ず公式窓口(119・#7119等)の案内を優先してください。 コンテンツ制作ポリシー

コメント

“地震が起きたその瞬間” への4件のフィードバック

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