本記事はAIツールを活用して作成・編集されています。内容はもしもナビ編集部が確認していますが、緊急時は必ず公式窓口(119・#7119・自治体等)の案内を優先してください。
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キュー隊長、朝ドライヤーを使ったら、急に家の電気が全部消えちゃったの!暖房も止まって真っ暗。どうしよう…
落ち着くんだ、モモちゃん。まずは分電盤を見て、どのつまみが下がっているかを確かめる。ブレーカーには3種類あって、種類によって戻し方が違うんだ。
全部上げればいいんじゃないの?
それが危ないこともある。焦げ臭いのに何度も入れ直して火事になった例もあるんだ。電力会社や消防庁の手順どおりに、順番に確認していこう。
冬の朝や夕方、急に電気が消えて暖房も止まる――原因の多くはブレーカーです。暖房器具は消費電力が大きく、そこにドライヤーや電子レンジ、電気ケトルが重なると、家全体や部屋ごとの上限を超えてブレーカーが「切」になります。
ただし、ブレーカーが落ちる理由は使いすぎだけではありません。漏電や、家電・コードの故障によるショートのこともあります。原因を確かめずに何度も入れ直すと、火災につながるおそれがあると製品評価技術基盤機構(NITE)は注意を呼びかけています。この記事では、東京電力・関西電力送配電・関東電気保安協会・資源エネルギー庁・消防庁の案内にそって、どのブレーカーが落ちたかの見分け方と、正しい戻し方をまとめました。
📌 先に結論(電気が消えたらこの順番で)
- ① 範囲を確認:一部の部屋だけなら安全ブレーカー、家全体ならアンペアブレーカーか漏電遮断器。近所も暗ければ地域の停電
- ② 焦げ臭い・破裂音・熱いプラグがあれば、そのプラグを抜くまで入れ直さない
- ③ 使いすぎなら:大きな家電を切ってから、落ちたつまみを「入」に
- ④ 漏電遮断器なら:安全ブレーカーを全部「切」→ 漏電遮断器を「入」→ 安全ブレーカーを1つずつ「入」。また落ちた回路は「切」のまま電気工事店へ
- アンペアブレーカーがなくスマートメーターで設定している家は、東京電力エリアでは10秒程度で自動復帰することがある
分電盤のブレーカーは3種類|まず「どれが落ちたか」を見る
分電盤(玄関や洗面所、キッチンの上の方にある白い箱)には、ふつう次の3種類のブレーカーが並んでいます。
| 名前 | 何を守るか・落ちる原因 | 見分け方 |
|---|---|---|
| アンペアブレーカー(契約ブレーカー) | 家全体の使いすぎ。契約アンペアを超えると切れる | 分電盤のいちばん左にあることが多い。東京電力エリアではつまみの色で契約アンペアがわかる |
| 漏電遮断器(漏電ブレーカー) | 漏電を検出すると家全体を止める。使いすぎや雷で切れることもある | テストボタンが付いているのはこれだけ |
| 安全ブレーカー(配線用遮断器・回路ブレーカー) | 部屋や用途ごとの回路。その回路での使いすぎ、器具やコードのショート | 小さなつまみがずらっと並ぶ。1つの容量は通常20A |
※東京電力「電気がつかないときは?」、消防庁 防災・危機管理eカレッジ、パナソニックの解説をもとに作成。呼び名は電力会社によって違います。
症状から見分ける
- 一部の部屋だけ消えた → その部屋の安全ブレーカーが落ちている(消防庁)
- 家全体が消えた → アンペアブレーカー、漏電遮断器、安全ブレーカーのどれが「切」になっているかを確認(消防庁)
- ブレーカーは全部「入」なのに家全体が消えて、近所も暗い → 地域の停電。送配電会社の停電情報を確認(資源エネルギー庁)
- 近所はついていて、自宅だけ消えている(ブレーカーも落ちていない) → 引込線や建物の設備の不具合の可能性。電力会社か電気工事店へ(資源エネルギー庁)
アンペアブレーカーがない家もある
東京電力によると、スマートメーターで契約アンペアを設定している家には、アンペアブレーカーは取り付けられていません。また、関西・中国・四国・沖縄の電力会社の一般的な料金プランは契約アンペアのない「最低料金制」のため、家全体を止めるのは漏電遮断器(関西電力送配電の案内では「メインブレーカー」)になります。関西電力送配電は、メインブレーカーが切れる原因として「電気の使い過ぎ」も挙げています。
ブレーカーの正しい戻し方|ケース別
入れ直す前に:この3つを確認
資源エネルギー庁は、入れ直す前に電化製品や電熱器具に燃えやすいものがかぶさっていないか、コードが傷んでいないかを確認するよう呼びかけています。さらに、次のようなときは、原因の家電のプラグを抜くまで入れ直さないでください。
⚠️ すぐに入れ直してはいけないサイン
- 焦げ臭い、煙が出ている
- 「パン」という破裂音がした
- プラグ・コンセント・コードが熱い、変色・変形している
- 水がかかった家電や、ぬれたコンセントがある
ケースA:安全ブレーカー1つが落ちた(一部の部屋だけ消えた)
- その部屋で使っていた家電のスイッチを切り、コンセントを抜いて台数を減らす
- 落ちた安全ブレーカーを「入」にする
安全ブレーカーは1回路で通常20Aです(消防庁)。同じ部屋で電気ストーブとドライヤーを同時に使うと、家全体の契約に余裕があっても、その回路だけ落ちることがあります。
ケースB:アンペアブレーカーが落ちた(家全体・使いすぎ)
- エアコン、電気ストーブ、ドライヤー、電子レンジなど、消費電力の大きい家電のスイッチを切る
- アンペアブレーカーのつまみを「入」にする
- 必要な家電だけ、1台ずつ電源を入れる
ケースC:漏電遮断器が落ちた(家全体)|漏電している回路を探す手順
東京電力が案内している手順です。関東電気保安協会は、漏電遮断器のつまみを一番下まで下げてから「入」にするよう説明しています。
- アンペアブレーカーのつまみが「入」になっているか確認する(スマートメーターで設定している家は手順2から)
- 安全ブレーカー(配線用遮断器)のつまみをすべて「切」にする
- 漏電遮断器を「入」にしてから、安全ブレーカーを1つずつ「入」にする
- ある安全ブレーカーを入れたときに漏電遮断器が切れたら、その回路に漏電の可能性がある
- 安全ブレーカーをすべて「切」にして、漏電遮断器を再び「入」にする
- 問題のある回路以外の安全ブレーカーを、1つずつ「入」にする
漏電の疑いがある回路は「切」のまま使わず、電気工事店に点検・修理を依頼してください(関東電気保安協会)。家の中の設備の修理費用は、原則として住んでいる人の負担です(関西電力送配電)。不安なときや、何度も切れるときは電力会社に相談しましょう。
なお関西電力送配電によると、メインブレーカー(漏電遮断器)のつまみが中間の位置で止まることがあります。その場合は黄色(または白色)のボタンを押してから、メインと回路ブレーカーを全部下げ、メイン → 回路の順に上げます。機種によっては、漏電で切れると黄色の「漏電表示ボタン」が飛び出すものもあります(パナソニック)。
ケースD:アンペアブレーカーがなく、数秒で電気が戻った
スマートメーターで契約アンペアを設定している家では、設定値を一定時間超えるとメーター内の開閉器が切れます。東京電力パワーグリッドによると、停電後10秒程度で自動的に復帰します。ただし、短い時間に何度も超えると自動では戻らず、電力会社への連絡が必要です。電気が消えたら、まず大きな家電のスイッチを切って10秒ほど待ちましょう。ほかの電力会社エリアの復帰時間は、各社に確認してください。
暗い中で分電盤を見るのは大変だ。スマホのライトでもいいが、両手が使えるヘッドライトや、置いておけるランタンが1つあると心強いぞ。
冬にブレーカーが落ちやすい理由|家電のアンペア目安
100Vの家電では、100Wでおよそ1A、1,000Wでおよそ10Aが目安です(東京電力エナジーパートナー)。冬は消費電力の大きい暖房器具に、朝晩のドライヤーや電子レンジが重なります。
| 家電 | アンペアの目安 | 出典 |
|---|---|---|
| エアコン暖房(10畳用・インバーター) | 6.6A(立ち上がり時など20A) | 東京電力EP |
| 電気ストーブ | 600〜1,200W=約6〜12A | アイリスオーヤマ |
| ホットカーペット(3畳用) | 全面8A/半面4A | 東京電力EP |
| こたつ | 150〜600W=約1.5〜6A(ヒーターの種類による) | アイリスオーヤマ |
| ヘアドライヤー | 12A | 東京電力EP |
| 電子レンジ(30Lクラス) | 15A | 東京電力EP |
| 電気ケトル | 1,250〜1,300W=約12.5〜13A(例:ティファール) | ティファール |
| IH炊飯器(5.5合・炊飯時) | 13A | 東京電力EP |
| IHクッキングヒーター(200V) | 20〜30A(最大58A) | 東京電力EP |
※製品によって違います。実際の消費電力は本体の表示や取扱説明書で確認してください。
たとえば30A契約で、エアコンの立ち上がり(20A)とドライヤー(12A)が重なると32Aになり、超えてしまいます。東京電力は、契約アンペアは「冬の複数の暖房など」1年でいちばん電気を使う時期を基準に考えるよう案内しています。
落ちないようにするコツ
- ドライヤー・電子レンジ・電気ケトルは同時に使わない(どれも10A以上)
- 暖房は朝の立ち上がりの時間をずらす。エアコンはタイマーで起床前に暖めておく
- 電気ストーブとドライヤーを同じ部屋(同じ回路)で同時に使わない
- 家族で「電気を使う時間」が重なる朝・夕食時を意識する
- それでもよく落ちるなら、契約アンペアの見直しを検討する(次の章)
契約アンペアを上げるには?費用と基本料金
東京電力エナジーパートナーの場合、変更前後が10〜60Aの範囲なら、アンペアの変更自体は無料です。電話かインターネットで申し込め、スマートメーターなら遠隔で設定されます。ただし、家の中の配線工事が必要な場合は、電気工事店の工事費が自己負担になります。季節ごとの変更は受け付けていません。集合住宅では、所有者や管理人の承諾が必要なこともあります。
| 契約アンペア | 基本料金(月額・税込) |
|---|---|
| 20A | 623.50円 |
| 30A | 935.25円 |
| 40A | 1,247.00円 |
| 50A | 1,558.75円 |
| 60A | 1,870.50円 |
※東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」。10Aごとに311.75円。他社や他プランは各社に確認してください。
上げると基本料金は上がりますが、ブレーカーが何度も落ちるストレスや、暖房を我慢するリスクと比べて判断しましょう。関西・中国・四国・沖縄の最低料金制のエリアには、契約アンペアの変更という考え方は基本的にありません。
電気火災を防ぐ|ブレーカーが教えてくれるサイン
消防庁によると、令和6年(2024年)の火災37,141件のうち、出火原因が「電気機器」2,577件、「電灯電話等の配線」1,701件、「配線器具」1,636件でした(確定値)。合わせると約6,000件で、火災全体の約16%にあたります(当サイト計算)。
入れ直しをくり返して出火した例も
NITEは、ブレーカーの復帰によって起きた事故の例として、エアコン専用のブレーカーが落ちたのに原因を確かめず3〜4回入れ直し、途中でつないだ電源コードの接続部が発熱して出火した例や、ドライヤー使用中に破裂音がして落ちたあと、半断線したコードが再びショートして延長コードから出火した例を紹介しています。NITEは、明らかな使いすぎ以外でブレーカーが落ちたときは、製品に異常がある可能性があるとして、プラグを抜くなど原因を取り除いてから戻すよう呼びかけています。
日ごろの点検
- プラグのほこり:差しっぱなしのプラグにほこりと湿気がたまると、トラッキング現象で発火することがあります(消防庁)。乾いた布で掃除を
- コード・プラグ:破損・硬化・変色・変形がないか、差し込みがゆるくないか(NITE)。NITEによると、プラグ・コード・コンセントの事故は2019〜2024年の6年間で219件、8割以上が火災でした
- タコ足配線をやめる:テーブルタップの許容量を超えると、コードが過熱します(消防庁)
- 水まわり:湿気が多く、絶縁の劣化や電線の傷が漏電の原因になります(東京都)。ぬれた手でプラグや分電盤を触らない
- 漏電遮断器のテストボタン:消防庁は、定期的に押して作動を確認するよう呼びかけています
- 分電盤やブレーカーの交換・増設は自分でしない:電気工事士の資格が必要な工事です
ストーブやヒーターの火災対策はストーブ・ヒーター火災を防ぐ7つの対策、もしもの火災の初動は家で火事が起きたら?最初の3分でやることにまとめています。
どこに連絡する?|連絡先の使い分け
| こんなとき | 連絡先 |
|---|---|
| 漏電の回路が見つかった/同じ回路が何度も落ちる/焦げ臭い | 電気工事店(家の中の設備の点検・修理) |
| ブレーカーが落ちていないのに電気がつかない | 電力会社(送配電会社)のカスタマーセンター |
| スマートメーターで設定している家で、待っても電気が戻らない | 電力会社(送配電会社) |
| 地域全体が停電している | 送配電会社の停電情報サイト・アプリで確認 |
| 契約アンペアを変えたい | 契約している電力会社(小売電気事業者) |
| 煙や炎が出ている | すぐに119番 |
※東京電力・資源エネルギー庁・関東電気保安協会・関西電力送配電の案内をもとに作成。
停電が長引いたときの過ごし方は停電したらまず何をする?と冬の停電サバイバル・チェックリストもあわせてどうぞ。
あると安心な備え
ワットモニター(消費電力の確認に)|サンワサプライ TAP-TST8N
コンセントと家電の間に挟むと、その家電の消費電力や電気代がわかる計測器です。サンワサプライのTAP-TST8Nは、0.3〜1,650Wを測れ、積算電力量や電気料金も表示します(標準価格6,820円)。ただし、メーカーは暖房器具・調理器具・エアコンなど、壁のコンセントに直接つなぐよう決められている機器には使わないでと注意しています。電気ストーブやこたつの消費電力は、本体の表示や取扱説明書で確認してください。ワットモニターは、テレビやパソコンなど小型家電の待機電力の確認に向いています。
| 型番 | サンワサプライ TAP-TST8N |
|---|---|
| 測定範囲 | 0.3〜1,650W(定格15A・100V) |
| 表示 | 消費電力・積算電力量・時間・電気料金・CO2 |
| 注意 | 暖房器具・調理器具・エアコンなどには使用不可(メーカー注意) |
| 価格 | 標準価格6,820円(2026年10月27日時点のメーカー表示) |
手元を照らすライト
夜にブレーカーが落ちると、分電盤の場所は真っ暗です。両手が使えるヘッドライトや、床に置けるランタンを、分電盤の近くと寝室に置いておくと安心です。選び方は防災用ヘッドライトおすすめ5選と防災用LEDランタンおすすめ5選で解説しています。
よくある質問
電気が一瞬消えて、10秒くらいで勝手に戻りました。故障ですか?
アンペアブレーカーがなく、スマートメーターで契約アンペアを設定している家では、使いすぎるとメーター内の開閉器が切れ、東京電力パワーグリッドの説明では10秒程度で自動復帰します。短時間に何度も超えると自動では戻らないので、使う家電を減らしてください。
どのブレーカーが落ちたか、どう見分けますか?
一部の部屋だけ消えたなら安全ブレーカー(配線用遮断器)、家全体ならアンペアブレーカーか漏電遮断器です。テストボタンが付いているのが漏電遮断器です。
漏電遮断器が落ちました。漏電している回路を自分で探せますか?
安全ブレーカーを全部「切」→ 漏電遮断器を「入」→ 安全ブレーカーを1つずつ「入」にして、漏電遮断器がまた落ちた回路が漏電の疑いありです。その回路は「切」のままにして、電気工事店に点検・修理を依頼してください。
冬になるとブレーカーがよく落ちるのはなぜですか?
暖房器具の消費電力が大きいためです。エアコン暖房は立ち上がりで20A程度、電気ストーブは最大12A程度になり、ドライヤー(12A)や電子レンジ(15A)と重なると上限を超えます。部屋ごとの安全ブレーカーは通常20Aなので、同じ部屋での同時使用にも注意しましょう。
契約アンペアを上げるのにお金はかかりますか?
東京電力エナジーパートナーでは、10〜60Aの範囲ならアンペアの変更自体は無料です。家の中の配線工事が必要な場合は電気工事店の費用が自己負担になります。基本料金は従量電灯Bで10Aごとに月311.75円(税込)上がります。
ブレーカーを上げてもすぐ落ちる、焦げ臭いときは?
何度も入れ直さないでください。NITEは入れ直しをくり返して出火した例を報告しています。使っていた家電のプラグを抜き、それでも落ちる・焦げ臭いなら、その回路は「切」のまま電気工事店へ。煙や炎が出ていたら119番です。
わかった!まず範囲を見て、焦げ臭くないか確認。使いすぎなら家電を切ってから上げる。漏電遮断器なら1つずつ、だね。
そのとおりだ。それから朝は、ドライヤーと電子レンジとケトルを同時に使わないこと。家族で時間をずらすだけで、ずいぶん落ちにくくなるぞ。
まとめ|「範囲を見る・原因を除く・1つずつ戻す」
ブレーカーが落ちたら、①一部の部屋か家全体かを確認、②焦げ臭い・破裂音・熱いプラグがあれば原因のプラグを抜く、③使いすぎなら大きな家電を切ってから「入」、④漏電遮断器なら安全ブレーカーを全部切ってから1つずつ戻す。漏電の回路は「切」のまま電気工事店へ相談しましょう。
冬はエアコンの立ち上がりやドライヤー、電子レンジ、電気ケトルが重なりやすい季節です。同時に使わない工夫と、プラグのほこり掃除、テストボタンでの点検で、電気火災の予防にもつながります。



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